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適正使用情報

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相互作用

プロウペスは子宮頸管を熟化させますが、有効成分であるジノプロストンは子宮収縮作用もあります。このため、子宮収縮薬や子宮頸管熟化処置等との併用は、子宮収縮を過度にもたらし過強陣痛を引き起こすおそれがあり禁忌です。

併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
オキシトシン
 アトニン-O注

ジノプロスト(PGF
 プロスタルモン・F注射液

ジノプロストン(PGE2
 プロスタグランジンE2
同時併用することにより過強陣痛を起こしやすい。
本剤投与終了後に分娩誘発・促進のためにこれらの薬剤を使用する場合、過強陣痛を起こしやすいので1時間以上の間隔をあけ、十分な分娩監視を行い、慎重に投与すること。
子宮収縮が発現するおそれがあるため、子宮収縮作用を持つ薬剤を併用することにより子宮収縮作用を増強する。
吸湿性頸管拡張材
 ラミナリア桿、ダイラパンS、ラミセル

メトロイリンテル
 ミニメトロ、ネオメトロ

プラステロン硫酸エステルナトリウム
 レボスパ
同時併用することにより過強陣痛を起こすおそれがある。
本剤投与終了後にこれらを使用する場合、過強陣痛を起こすおそれがあるので1時間以上の間隔をあけ、十分な分娩監視を行い、慎重に使用すること。
子宮収縮が発現するおそれがあるため、子宮収縮を促すおそれのある処置を併用することにより子宮収縮作用を増強するおそれがある。